こんな欠陥堤防では洪水防げない!
江戸川区と国交省が強引に事業化しているスーパー堤防。だが、実態を知る住民は少ない。これまでに30年以上経過したが、完成したのは当初計画の1.1%のみ。これは会計検査院が厳しく見た数値。掛け算すればあと何年かかるかわかる。事業仕分けなどを経て、一気に計画を縮小、約八分の一になった。(800kmから120kmへ)。へー、あとは手を付けなくても安全なんだ。最初の計画距離はどんな根拠だったのかな?また、実際に造られたスーパー堤防がどんなシロモノか?写真と絵を見てほしい。スーパー堤防の上を洪水が超えて流れても堤防自身は壊れないというのがスーパー堤防のメリットだと国は言う。しかし、途中で切れて写真のように弾劾となっている場所が完成したとしているのが国交省の姿勢。ここを水が溢れたら、どんどん土と壁が削られて堤防本体が崩れるだろう。千葉県市川市の妙典地区でも、同様に東西線が堤防のあいだを平然と通行している。線路づたいは穴ぼこだ。こんないい加減な計画で街から追い出された住民がたくさん出た。今も、江戸川区内で事業中。北小岩では住民を追い出しすぎて、余剰地が生まれたからと、外部の第三者に売却する計画を江戸川区が立てた。住民感情を逆なでするもの。防災避難場所にすると言いながら、全く関係ない利用を打ち出す江戸川区の無神経と厚顔無恥には呆れるばかり。住民の戦いはまだまだ続く!