スーパー堤防裁判 住民が怒りの陳述!

スーパー堤防の工事差し止め及び盛り土の中止等を求めた裁判が、8月23日、東京地裁で行われました。無謀で無駄、住民追い出しの公共事業であるスーパー堤防の中止を求める住民、住民団体は、司法手段にも訴えて、住み続ける権利を守ろうと命がけで奮闘しています。江戸川区がどんどん事業を進めている北小岩1丁目東部地区では、すでに盛り土が完了しましたが、先日の大雨で土砂が流れ出すなどのお粗末な事態も発生しました。住民は精神的な苦痛を裁判で訴え、盛り土の上に住宅再建する不安を裁判長

K3410068

K3410068

、被告の国と江戸川区にぶつけました。洪水対策として効果がなく、まさに税金の無駄遣いであるスーパー堤防は中止するしかありません。裁判の傍聴には、昨年9月の豪雨で鬼怒川堤防が決壊し、大変な被害を受けた常総市の市民も二人参加しました。本当に必要な急がれる対策を置き去りに、金食い虫のスーパー堤防事業に巨額の予算が使われていることに、大きな疑問を抱いています。写真は裁判終了後、報告集会を行う参加者。