地盤が弱い!スーパー堤防の欠陥

区内北小岩一丁目東部地区で施行中の区画整理事業の重大な問題発生!

盛土をして

スーパー堤防にするとしたこの地区の区画整理事業ですが、このたび宅地整備した区画の地盤が弱くて、そのままでは家が建てられないという調査結果が、江戸川区から公表されました。議会でも大問題となり、本会議質問、予算委員会土木費で質問が相次ぎました。日本共産党区議団は、より強く、より頑丈になると言っていたスーパー堤防工事が、こんな失敗になるとは大問題であり、関係住民への背信に等しいと追及しました。区長は、国交省に責任を取ってもらう、文書で正式に回答を寄せてもらうと、遺憾の意を表明はしました。しかし、江戸川区も一緒に進めていた事業です。反対の声も相当数あったのに、住民をどかして強引に盛土をし、スーパー堤防にしたわけです。治水上の安全のためと押し付けた事業がこの有様です。もともと洪水対策ではないスーパー堤防の無駄遣いと住民負担の押し付けを指摘してきた日本共産党は、もはやこの事業は中止すべきと強く訴えました。自民・公明はこの事態になっても、さらに推進せよと、とんでもない発言をしています。豊洲新市場の問題でも、重大な土壌汚染や談合などを指摘してきましたが、自民・公明他は、どんどん進めろという態度でした。無責任な他党・他会派は許せません。写真は宅地整備が行われ、道路の最終整備工事が進んでいる北小岩一丁目東部地区です。問題が起きたので、宅地の地盤調査も同時進行しています。

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